福井で一番会いたかった人。

この人です。超ハイテンションな福井県のPR動画をアップしている広報課の岩田早希代さん。結構FBでも共通の友人が何十人もいて、同じように福井LOVEなイメージがあったのに、なかなか会う機会がありませんでした。人と人が会うのは何かのタイミングがあるとき。それは作為的にするものではなく、自然な流れでつながるもの、と思っているので、きっとまだ会うタイミングではなかったんだな、と思っていました。

が! 何と! 「地方公務員が本当にすごいと思う地方公務員アワード2018」に選ばれたというじゃないですか! これも友人がFBでアップしたのを知り、思わずコメント欄に「会いたいです」と書いたところ、即反応があり、翌日会うことができました。実は岩田さん自身も自分のことを知っていたみたいで、「ブログ書いてますよね」と、自分のプロフィールまで読んで知っていました。一夜漬けかもしれないけれど、純粋にブログを読んでくれていたことを嬉しく思っていました。

一番知りたかったのは、あれだけぶっ飛んだ動画を連発しておいて大丈夫なのだろうか、ということ。まぁ、少なくとも、公務員という肩書が持つ暗黙の了解、忖度、価値観、などからはかけ離れているので訝しく思う人もいたようで。むしろその中にあって動画を作っている岩田さんは素敵だと思います。

どうしても出る杭は打たれる日本。誰だって傷つきたくはないから打たれないように慎ましく、というのが大勢を占めています。でも、ならば自分は、出過ぎてしまえばいいんだ、という考えに至りました。出過ぎた杭の上にハンマーを誰も持って行けない、そうしたら打たれない。もちろんそれまでに様々な葛藤や苦悩や妬み嫉みはありました。が、自分が「これをやりたいから今ここにいる」という信念を持っていれば、その声も聞こえないし、聞き耳を立てる時間さえも勿体無いと思うようになりました。

出会ったとき彼女はまだ苦悩していました。それでも「この受賞とこの取材で救われました」と言ってくれました。あぁ、だから今会えたのか、そう思いました。彼女のような人はたくさんいると思います。理解してくれる人がこの街には少ないからです。だからおこがましいようですが、自分一人でも掬い上げなければ、福井の楽しさは半減する、そう思いました。

彼女を取材しました。彼女について書きました。次号、月刊ウララ10月号、お楽しみに!

1件のコメント

  1. 荒井美紀子

    出すぎた釘は打たれないと思い立ってはや40年ほど経ってしまいました。そしてとうとう出過ぎる素敵な何かも持てず人生終わりに向かっています。
    もはや何も怖くない私になってしまった自分自身が恐ろしい!
    周りに恐怖心を与えないよう気をつけようと思います。が、皆さん!嫌な思いをしたり誰かに意地悪されたら言って来なさい‼️やっつけてあげます!という気持ちでこれから過ごそうかなと。

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