西武新館をどうしようか考えてみた。

新幹線開業でにわかにエキマエ回帰が起きつつあった空気を、ズバッとなで斬りにしたニュースが流れました。「西武新館来年でアウト」。

…まいりました。年末あたりになると、よく話題には出て来てました。「西武閉めちゃうんじゃない?」って。その空気はなんとかしたいと思ってましたが、新館が来ちゃったか…。

といっても、ちょうど20年前くらいですか。新館がオープンしたのは。入社したばかりだったのでロフトmeetsウララってな冊子を見かけた記憶があります。へぇ、って思ってました。いろいろ買いにも行きました。ヴィレッジヴァンガードは新鮮でした。…でも、実はヴィレッジヴァンガード、新館に入るずっと前に福井にあったんですよ。今はハピリンの場所にあった「生活創庫」に。小学生の頃でした。

まぁ、時計は元には戻らないので、「新館跡に何があるといいか」を考えた方が建設的でもあります。そんな話をエキマエのお店でしてました。

エキマエにいると、よく言われる言葉があります。「お風呂ってない?」。そうなんです。温浴施設がないんです、エキマエって。他の街にあるんかいな、って言葉もありますが…。ないのなら逆にあった方が一つの魅力にはなりますよね、お風呂。


名前も勝手に決めてます(笑) その名も…

「だるまや健康ランド」!

ベタですが(^^;


西武って、やっぱりオッサンからみると「だるまや」なんです。若い人は知らないですよね(^^; 昔むかし、西武は「だるまや西武」って言われてました。その前が「だるまや百貨店」でした。むかーしむかしは屋上が遊園地だったりペットショップだったり(記憶がかなり曖昧ですが…)。エキマエに行く、となったら、子どもながらにオシャレをしたものです。そう、エキマエは唯一の繁華街であって、特別な場所でもありました。郊外化が進んで一極集中ではなくなりましたが、新幹線開業が目の前に見えてくると、にわかに活気づいてきてもいました。


だからこそ、新館閉店は結構なインパクトでしたし、勢いが削がれないかな、なんて心配もしてます。だからこそ、早めの次の展開が必要だよなー、なんても思ってます。


じゃあ温浴施設、どんなタイミングで必要とされるか、なんですが、来るべきインバウンド向け、と思ってます。欧米の方々は長期休暇で日本全土を回ります。だから高級ホテルなど、宿泊費用にはあまりお金をかけずに、「体験」にもっとお金をかけると思うんです。さらに言うと、観光地を「見る」よりも普通の暮らしを「体験する」に近くなってくのかな、って。普通にスーパーとか行って、普通に街を歩いて、普通に地元の人とコミュニケーションを取って、普通に銭湯行って、普通に居酒屋でくだまいて、って。日本の当たり前を「体験」していくことが、旅の醍醐味かな、って思います。


きっとこの先もゲストハウスは福井に増えていくと思います。自分もやりたいくらいです(^^; 「体験」するためのハブと必要な施設、それがエキマエにあればもっと観光の人たちに優しくなるのかなー、と思ってます。


だから温浴施設。地元の人も仕事帰りに使えるし、外国人との裸のコミュニケーションがエキマエでできたら面白い街になると思いませんか?


一階二階がスーパー系、三階から温浴施設、六階が雑魚寝の休憩室。滞在を促すような感じです。


さすがに自分では資金面やノウハウなどかないから何も出来ません。純粋にエキマエをどうしたら面白くできるか、ということだけを考えた末の雑感です。


最後までお読みいただきありがとうございましたー!

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