
プロローグ
行きたい、行かねば、そう思っているうちは、決して行動することはできない、ということはこれまでの人生でも数多くあって、今回の大阪・関西万博もまた、行きたい、行かねば、とチケットだけは取ったものの、このままでは”取り損”しそうなところを、天気のことも考えて今月のうちに、と覚悟を決めることに。
とまぁ、長ったらしく、一文で書いてみました。つまりは、競馬用語で”掛かってる”状態です(笑)。現在朝7:45。思ったよりも早く駐車場に着きました。
どう行くか
今回、どのような手段で会場まで行くかを、いろいろとシミュレーションしていました。最初は福井から直行バスを考えました。とっても便利ではあったんですが、11時に到着し、18時に出発と、滞在時間が約7時間くらいに。うーーん、宿泊して連日行くとなればそれもありだとは思ったんですが、間違いなく日帰りなので、楽ではあるけどなんかもったいないかな、と。
次に京都や大阪から直行バスもあったんですが、朝イチの便はどこの発もことごとく売り切れ…。乗れて11時台。そんなんなら福井からの便と変わらんやんけと断念。
じゃあ福井から電車で、となったとき6時発で9時には到着するし、帰りも19時台が最終なので滞在時間は約10時間と、今考えればまあまあの選択かもしれなかったです。
となると、次は費用の問題。福井からのバスは大人一人往復9900円、電車はハピライン、サンダーバードなど4回乗り継いで往復13380円。会場でいろんな国のいろんなお酒とかを飲みたかったら電車の選択がいいかも。
でも、今回、最初に選択したのは車と電車のハイブリッドでした。つまりこうです。京都までは車で行き、そこからいろいろ電車を乗り継いで会場へ、というものです。そうすれば京都までは車で行っても比較的近く、最終電車も遅くまであるので、目一杯滞在できる、というものです。それに電車といっても往復3000円くらい。
京都の駐車場が高い、と思うでしょ。実は少し離れれば24時間500円の場所とかってあるんです。京都国際会館あたりは結構あるんです。それに地下鉄の最終地点なので座ることもできます。京都国際会館あたりまでは下道で走っても3時間程度、高速使ったとしても無料の湖西道路のほうが地理的に近いので無理に使わなくてもよいんです。
とまあ、「ギリギリまで滞在できて、かつ交通費を押さえられる」選択がこれだろう、と、出発前々日まで思っていました。が、前々日夜に”福井の勝さん”が教えてくれた情報が、「車が一番空いてる」。この一言がすべてを変えました。嫁も「ドアtoドアがいい」、自分も渋滞や混雑が嫌い、そうなると選択肢はただ一つ、「車で直接行く」でした。
車で行くには
パークアンドライドの専用駐車場は3つ、そのうち1つは障害者用、残り2つのうち、神戸以西居住者専用が1つ、なので、必然的に「堺」駐車場一択。でも、福井からだとアクセスいいんですよ。京滋バイパスから第二名阪を抜けていくので大阪の中心部の混雑を避けられます。福井からだと大体220km。
ここでね、毎年の白浜旅行の経験が生きてくるんです。同じルートを通るんですが、白浜よりも約半分の距離なので「近っ!」って思ってしまうという(笑)。距離的にも福井〜小浜の往復分くらいなので、県内でイメージすれば近いって思ってくれるでしょ(笑)?
朝4時過ぎに出て、ナビの到着予定は8時くらいだったのが、だんだん早くなっていって。気が付いたら7時45分には到着してしまいました。でもホント、混雑の「こ」の字もないくらいスムーズ。インター出口で渋滞表示が出ていたけれど、それは駐車場近辺にたくさん会社があって、その方々の出勤ラッシュでそうなっているだけで、駐車場に向かう車がほぼない。いや、マジで穴場でした。

これね、6500円(6000円に早朝追加料金500円)というのがネックなのか、選ばれにくいと思うんですが、実は福井から行くと1500円割引になりやすいんですよ。それは、第二名阪を使うと割引になる通過点を通るからなんです。ETCを前日までに登録しておけば大丈夫。
あと、全部スマホで完結はしたものの、臨時駐車場だから、だだっ広い場所に住所がないんですよ。なので、確認メールで届いた住所(大阪府堺市堺区築港八幡町1)をナビに入れると、違うところに連れてかれますので気をつけてください。もちろん駐車場までの案内看板がそこかしこに出ているので、それは見落とさないように。

駐車場に停めればあとは無料バスで連れてってくれます。なんと便利! 15分くらいで到着したのですが、電車で来るときのゲートとバスで来るときのゲートが違っていて、電車からのゲートが超長蛇の列…。あっかーん、電車使わなくてよかったー、と思ったわけです。さらにはパークアンドライドを使った人は専用の特別入り口があるので、そんなに混まずに並べました。これもまたこっちの選択で良かったと思いました。
入館の際の荷物チェックは空港の荷物検査のようで、小銭とかライターとかポケットに入れた日には、周りからの冷たい視線が飛んで来るので注意です。というか、ほぼ何も持たないで来るといいです。スマホだけでいいんちゃうか、ってくらい。あと水筒とお弁当くらいかな。だって食べ物高いし(汗)。

何故なら、今回の万博では会場内では現金がまったく使えません。カードかバーコード決済のみ。コンビニも自販機も全部そう。お土産も全部そう。レストランも全部そう。外国の方はわざわざ現金にしなくてもいいから楽でしょうし、どうしても混雑してしまうのが現金決済のときだから、かなりスムーズといえばスムーズです。
パビリオンは自由入館もありますけど、場所によって事前予約、それもほぼほぼスマホで完結という、便利なシステムになっています。これまでも駐車場だってカードで事前決済、見せることなく確認されて、行きのバスはID登録しておけばいらないし、パークアンドライドの帰りのバス予約もLINEで、チケットも二次元コード。もはやパークアンドライドのバスは余裕がありまくりなので、決まった時間でなくても普通に乗れました。
まあこんな風に便利っちゃあ便利ではありますが、思い出になるものがあまりない、というのもあるっちゃああるかな。パビリオンごとのスタンプラリーも冊子でアナログスタンプがあって、デジタルラリーもあるけど、圧倒的にアナログスタンプ押してる人が多かったです。外国の方々はあんまりスタンプラリーしてなかったな。やっぱり日本らしい文化というか。あ、記念チケットはオンラインで自分で作れるらしいですよ。
さて、入場
さて、こんだけつらつらと書いておいて、やっと入場です(笑)。読み返して我ながら「長っ!」と思った次第です(笑)。
まず行くべき場所。もう一つしかありません。中島さち子さんプロデュースの「クラゲ館」です。何故って? 我が”息子”の長坂真護くんが中島さんと一緒に作品を作ったからです。作品名「海月」。リサイクルプラスチックと、リボンの廃材を使って、ワークショップなどで一緒に作った人たちのメッセージも載って、パビリオンの中でゆらめいていました。もう、今回の万博の目的を半分果たしました(笑)。

このパビリオン、何が特徴的かというと、万博の会期が終わり次第解体されて、次の建築物に使われるということ。なんとサステナブルか。それによく見ると釘使ってないんです。釘の代わりにロープ! さすが世界の建築家・小堀哲夫さん。次のことまで考えて作られています。小堀さんは福井では、『日華化学』のイノベーションセンターや、あわら温泉の『べにや』さんを設計した方。そしてオーカベガラスさんが主催した「世界ペーパーアーキテクト大賞」の審査委員長。福井には何かと縁のある方です。ちなみに中島さんも審査委員をされてました。

「クラゲ館」で響く何か不協和音のような音は、実は何種類ものクラゲの泳ぐ様を音にしているそうです。そんなことできるんだ! って、普通に驚きました。音楽とサステナブルの融合したようなパビリオンでした。

知らないを知る
よし、堪能したので帰るか、ってわけにはいかない(笑)。日本人らしい「せっかく来たんだからギリギリまで満喫する」精神が発動され、とにかく見て回りました。といっても、事前予約が必要なところは一切行きません。自由入館の場所だけ。かつ、行列のない場所。とにかく並ぶのキライ(笑)。
というか、行きたい場所として挙げていたのが「COMMONS」と呼ばれる、たくさんの国が一堂に介したパビリオン。それぞれの国の紹介は少ないのですが、逆にそういうところの方が「知らない」を「知る」きっかけになるというか。

さすが夫婦だなぁと思ったのは、今から15年前かな、上海万博があったんですが、自分も嫁も別々に、それぞれ一人で訪れたことがありました。で、同じようなルートを辿っているという(笑)。初っ端に行ったのが「北朝鮮館」。だって、わからないじゃないですか。ニュースでしか出てこない国の情報は、当たり前ですがある程度のバイアスが掛かっているわけで、リアルはどんなものか「知りたい」衝動があるわけです。
結果ですか? うん、なるほど、って感じ(笑)。詳しくは直接会ったときにお伝えします。ま、そんな風に、行列キライ、知らない世界を知りたい、という行動原理が夫婦で同じなので、行き先でケンカするとかはないです。今回も、上海万博のときのように「COMMONS」直行です。
いやー面白い。いろんな国の”今”がそこにありました。これまで見聞きしてきた諸外国のイメージとは違ってくる”今”がありました。途中でデジタルスタンプラリーをせがまれ、次々にスタンプを集めていったのですが、まさかそうなるとは思ってなく、スマホの電池が切れかけました…。充電器、持っていった方がいいです。スマホなかったら食べることも買い物もできません。

「COMMONS」は全部で5つ、そのうち1つは海外のブースがなかったので4つを巡りました。もうね、一つひとつの国の情報を読んでいくだけで、普通に2時間近く滞在します。もちろんブース的には小さいので、伝えられる情報も限られてはいますが、ちゃんとそれぞれの国が今伝えたいことを伝えているブースが多かった気がします。
その多くはアフリカ、中南米、オセアニア、アジアの小国なので、世界は本当に広い、まだまだ知らない世界が広がっている、日本にいながらそういうことを知るきっかけになる、だから万博ってのは面白い、純粋にそう思いました。
各国の思惑
それに、日本企業がその国のインフラ面であったり、衛生面であったりとサポートしている情報もあったり、知らないところで知らないことを一所懸命手伝っている姿に、日本人として誇らしいという意識も持つことができます。
ブースが小さいから情報が少ない、単独のパビリオンだから情報が多い、というのは一概に言えません。大きくても結構「雑っ!」ってのもあるし、小さくてもしっかり「細かっ!」ってのもあるし。つまりはこの万博に対しての気合いの入れ方の差でしょう。

観光誘客の呼びかけも多いのですが、国への投資の呼びかけも多かったなぁと。私たちの国は安全です、こんなに環境が整っています、というような取り組みも見せていました。確かにこれからはアフリカが伸びてくるとは思います。あとはその国の国民性を受け入れられるかどうか、でしょう。
そういう意味ではそれぞれの国の発信内容の中にはSDGsに関することが非常に多かったと思いました。今それ話さなかったらそっぽ向かれちゃいますしね。あそことあそことあそこの大国は真逆を進んでいますが…。でもそれくらい、小国は喫緊の課題なんだと思います。あそことあそことあそこはそういうところ、ほとんど見ていない感じですよね。そういう今の空気感がちょっと危険だなとは、誰もが思っていることでしょう。
印象をいくつか
印象に残っているところをいくつか。ナウルは、『ゴルゴ13』情報では(笑)、かつてグアノと呼ばれる海鳥の糞でできたリン鉱石の輸出で働かなくてもいい、世界一幸福な国と呼ばれていましたが、そのグアノも尽きてしまい、鎖国的な状態から観光に切り替えて発信し続けています。確かXでも話題になってましたよね。鳥取県との交流が今はあるようです。かつては鹿児島県から直行便もあったとか!

サンマリノは国の大きさでいえば世田谷区と同じ大きさで、世界最古の共和国。言うなればキリスト教の迫害で山奥に隠遁していた人たちが作り上げた国で、一度も戦争をしたことがないそうです。サンマリノへの旅行が当たるクイズもやってました。最後の問題、かなり難しいです(笑)。
同じような経緯なのか、世界最古でキリスト教を国教化した国のアルメニア。大きさは四国くらい。何よりもIT化がかなり進んでいて、TUMOと呼ばれるデジタル人材教育は国家戦略として世界に発信しています。ちなみに今回のブースもその子たちが3Dプリンターで作り上げたそうです。群馬県高崎市にTUMOのセンターができたそうですよ。こういうの福井に欲しいよなぁ…。

ここで聞きたくなったのが、世界最古の国教化(西暦310年!)ってことなので、アルメニアの宗派ってなんだろうってこと。カトリックとかプロテスタントとかロシア、ギリシャ正教って分割されてそう言われる前ですからね。答えは「アルメニア使徒教会」のようです。
ウクライナは戦争における展示をしていました。まさに”今”世界に伝えなきゃいけないことですね。アフリカのいくつかの国は手書きの表示で温かな気持ちになりました。ここにも日本人の温かなサポートがありそうです。スペインもトルコのエルトゥールル号遭難事件のようなことがあって、日本との交流ができたようです。だから伊達政宗は支倉常長をスペインに派遣したのかぁ。マルタにもかつて甲冑を贈ったことがあって、最近日本で修復したそうです。

パレスチナはかつての教会を中心としたエリアを宿泊施設にしてシャレオツな感じに。生誕教会ってのがあって、聖墳墓教会もエリア内なのにイスラエルからしか行けないとか、宗教問題はいつも横たわっています。更に同じ国内でも民族問題が横たわっていて、それが軋轢を生んでいる場所もあります。
文化の根底にあるもの

あとね、仮面を展示しているブースも多くて、それがアジアでもアフリカでも近しいものになっていて、遠く離れても人間としてのアニミズム的な感性が同じだよな、ってのを感じます。それぞれの国によって、強さの象徴となる動物が違ったりもして興味深いです。神話として語り継がれる話も伝えてくれています。
そう、それぞれの国の文化の根底に流れているのは信仰です。それがアニミズム的な土着信仰であっても、宗教であっても。ここで『ホモ・サピエンス全史』の内容が理解されていくんです。認知革命という言葉を使っていますが、この認知革命においてホモ・サピエンスはより大きな集団を形成出来たと。その認知革命が形になったのが信仰であり、宗教であり、仮面であり、神話である、と。
どうしても人は、人生の大半を自国で生きているので、自国の信仰、文化、価値観を中心に据えています。当たり前のことなんですが、でも海を渡ったら、山を越えたら、川を越えたら、別の信仰、文化、価値観で生きる人たちの暮らしがあるんです。自国のそれらが正解で、あとは排除というのならば、向こうの人たちを理解することはできません。今は、そういう自国ファースト的な価値観で推進するリーダーたちがなんと多いことか。それでは恒久の平和は遠のくばかり。

万博って、そういう、相手を理解する場所なんだな、って感じさせてくれます。「知る」、これが大事なんだと教えてくれます。遠くの国の暮らしや価値観を知れば、更に近くの、自国内の隣のエリアも理解できます。更に近くの、自国内の同じエリアの隣の人も理解できます。
「知り合う」。この名詞形が「知り合い」です。それは時に友人とも言えるときがあります。何故かって、相手がどんな人かって理解しているから。友人とは相手を理解して認めるから友人なんです。だからまずは、「知る」ってことを始めましょうよ。万博は自国にいて世界全体を「知る」ことができる、最大で最高の機会です。
だから、ただスタンプを集めるだけで走り回るのではなく、ちゃんとブースを見て、説明を読んで理解しましょうよ、ってのは日本人に対して一番感じたことかな(笑)。
万博を終えて

そんでね、夜になればある程度空くだろう、なんて考えが甘かった…。みんな同じこと考えてる(笑)。夜になっても増え続けるばかり。そりゃそうだ。昼の暑い時間帯よりも、涼しい夜のほうが過ごしやすいから。駐車場の車のナンバーを見ても分かりましたが、多くは関西、それも大阪。福井ナンバーは自分が到着した時点では1台もいなかったです。ということは、夜遅くまでみんないられる、ということは、みんな揃って「ギリギリまで満喫する」。みんな一緒や…。
デジタルスタンプを数えてみたら! 途中からスタンプを始めたからそれ以上…。行った順番でいうと、チェコ、マルタ、カメルーン、モルドバ、リベリア、アンティグア・バーブーダ、タジキスタン、サントメ・プリンシペ、南スーダン、コンゴ、モンゴル、パレスチナ、ナイジェリア、パキスタン、トーゴ、ホンジュラス、マーシャル諸島、赤道ギニア、ギニア、マダガスカル、スーダン、マリ、ラオス、ベリーズ、スロベニア、イスラエル、スロバキア、ウルグアイ、ウクライナ、グアテマラ、サンマリノ、ナウル、エチオピア、ミクロネシア連邦、ザンビア、ジャマイカ、カーボベルデ、チャド、シエラレオネ、モーリタニア、ハイチ、レソト、ブルキナファソ、ガンビア、ガイアナ、ジンバブエ、ソマリア、パラグアイ、タンザニア、チリ、セネガル、住友館、スペイン館、夜の地球、ボリビア、サモア、セーシェル、パラオ、ギニアビサウ、コソボ、バヌアツ、エスワティニ、トンガ、ソロモン、パプアニューギニア、ウガンダ、バルバドス、ルワンダ、キルギス、スリランカ、モーリシャス、ケニア、スリナム、マラウイ、ガーナ、モザンビーク、アルメニア、ブルネイ、北欧(デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランド)。行くに行ったり81カ国! 「ギリギリまで満喫」し過ぎや…。
しかし今日はピーカンでもなく、気温もそこまで高くなく、過ごしやすかったから助かりました。これ晴れてたら相当キツいと思いますわ。そうでなくても一瞬頭がふらっとしたので、水分補給はこまめに。給水場所もあるので水筒持参がいいですよ。
「せっかく来たんだからギリギリまで満喫する」精神で、夜9時まで滞在していました。ちょうど12時間。満喫できました。帰りの車は、眠くなったら寝る、で、SAで休憩のつもりが、かなり寝込んで4時間半も目が覚めなかった…。それでそのまま起きて今ここ。早速コノジナガヤのギャラリーにてこの原稿の仕上げをしています。

そうしたら突然、”息子”の長坂真護くんがやってきて。近況報告をもらいました。とにかく元気ならそれでいい、なんて父親みたいな感じで(笑)。でも、先日SNSでも発表しましたが、アート事業を行なう上場企業との業務提携に加え、来年にはスタンフォード大学にて研究しに行く予定なので、ますます忙しくなるだろうけど、疲れたら福井に帰っておいで、と伝えました。人には“帰る場所”が必要なのです。その役割を自分は務めるのみです。今度、秋に「金津創作の森」で個展も開催するので、そのお手伝いもいろいろとしていきます。
最後に
万博は行くべし。それだけです。世界を知る機会、地球を考える機会、イベントや食を愉しむ機会、人に出会う機会(まさか福井の人に会うとは…)、50年先はもう生きていません。自分が50年先も生きていないと思うならば、行くべし、です。いろいろとメディアは言っていますが、なんか裏でのやり取りあるんじゃないかとか、税金の無駄遣いやとか。でも、それを差っ引いたとしても行くべし、です。トータル歩数20000歩強! 歩くに歩いた。体力勝負でもありますから(笑)。
さすがに3500円のえきそばは食べなかった(笑)。あれ、えきそばって言葉使うからそうであって、言うなりゃ贅沢そばです。だって最高級の食材使ってるんだもん…。その代わり、チェコの「ダンプリング(いわゆる西洋風水餃子)とか、特製カツサンドとか、パキスタンのハラルカレーとか、限定ペプシとか食べました。おにぎりは持っていきましたが、帰りの夜食に、大阪の町中華のお店で唐揚げと餃子を買って一緒に食べました。そりゃ寝不足で車運転しておなかいっぱい食べたら寝てまうって…。


