あんたバカ?
いやマジで何やってんだろうって…。「長坂真護展」の画集制作、「福井駅前短編映画祭」のパンフレット制作、直近の鬼バタバタしてるこの時期に何やってんの? って。

10月22日、上海にいます。「あんたバカ?」って声が飛んできそうですが(汗)、上海にいます。何故か。これは今から1ヶ月ほど前に遡ります。
いつものように「月曜日の男です」とビール屋さんにいたときのこと。以前にお会いした県庁の方が来られ、壁打ち的に飲みに行きましょうと誘われ、後日行ったのですが、そのときに「一緒に上海行きません?」とかるーく、ホントにかるーく誘ってきました。
予定を見ると、まあまあ行けない感じではない…、いや待て、パンフレットと画集あるんちゃうの? いや待て、仕事はどこにいてもできる、いや待て、とは言いつつも対応できるんかよ、与論島とは違う、今度は国外だぞ? いや待て、これは出会うべくして出会った機会だ、これは必然なのだ、マジかよ…。ってのが頭の中で1分(笑)。
行かない理由を作ることはいくらでも簡単です。でも、行く方法、やれる方法を考える方が、より人生の経験を積めるんではないか、と。足りない時間は寝なきゃいいんだ、24時間もあるんだから、とまぁ、思考回路はむちゃくちゃです(笑)。
リープフロッグ

かくして上海行きを決めたはいいけど、まあいろいろとスマホ内の準備が…。GoogleMap使えません、Facebook見れません、現金使えません、SNSはほぼWeChatです、etc…。なんだなんだ、なんか大変そうだぞ。つい先日、なりすましに引っかかって、まさにWeChatのアカウント作られてるんちゃうの、って感じで。
だから、アプリを入れることに結構抵抗を感じたのは言うまでもありません。とはいっても、それがなければ今や中国で生きてはいけないくらいレベル。いわゆるライフラインです。それもすべてスマホで。つまりスマホを落とした日には言い過ぎかもしれませんが、死が待っているくらいのレベル。
リープフロッグ現象を目の前で見ている感じです。この滞在期間中、現金を一切見ていません。通信機器であるスマホは財布となり、身分証明となり、バーチャルコミュニティの場となって……、うん、日本もそれに近いな(笑)。それでも日本では現金は身近にあって、当たり前に使っているから、その部分は確かに進んでるかもなー。
6年前、上海のブログを書きました。何故か未だに読まれているのは何故だろうと思いながらも、もしかして中国の方が読んでいるのか? と思ったり思わなかったり。それ以来なので、6年ぶり4度目? の上海です。どのくらい変わったのだろうと思っていましたが、そういう点では変わったなと思いました。
もう一つ変わったと思ったのは、車とバイクがほぼ電気自動車になっていたこと。音が全くしないから、近づいてきたときはビビります。電動バイクは自転車に属するのか自動車に属するのか、正直どっちもって感じで、良い言い方をすれば縦横無尽に、悪く言えば傍若無人に走り回っています。中国=自転車の国はもはや何十年も昔の話。今はガソリン車を超えて電気自動車の国です。これもまたリープフロッグ現象の一つですね。見たことのないメーカーばっかり。
インバウンド営業
で、本題。今回の目的は「福井にインバウンド需要をもたらすための営業活動」です。福井県は海外の宿泊者数が全国最低クラスという街です。どうやったら海外の人が来てくれるのか、ツアー会社や航空会社にお邪魔して営業する、ってことなんです、が。
これは営業の鉄則でもあるんですが、まずは上海の人たちが何を求めているかを聞くのが最初でしょうと、「手段」よりも「本質」を知りたいと、不躾ながら質問しまくってきました。「宮田さんが聞くと話が前に進まない(笑)」と諌められましたが、まあ気にしてません。
だって、こちらは受け入れる側。いわゆる「現場」の人間。相手が求めていることからかけ離れていることをしていては、満足はしてくれないでしょう? この時点では中国、というより上海、抗州の方がどのように日本を、福井を思っているのか、を聞く必要があるんです。
人の数だけ旅がある

中国、という国全体で考えるよりも、その都市その都市での捉え方が必要なんだと感じました。上海だけを見て、イコール中国か、と言えば、そうとも言える部分はあれど、すべてではない、というか。
上海と杭州でも特急で1時間弱の場所にしても、旅に対しての捉え方が違うんですね。上海2000万人、杭州1200万人、日本の大都市に匹敵、いや、超えている人たちが住む街。方や海沿いの街として中国国内でもいち早く成長し、国際化してきた街。方や山の多い環境でも人口の伸び率や経済成長率が中国国内でもトップクラスの街。
経済成長の先に観光産業は存在するので、抗州の方は海外旅行も初めての人が多く、市民ほとんどが大金持ちの上海は、既に行きたいところをほぼ行ってしまった人が多く、そりゃ違うわな、って思います。
今回お邪魔した旅行会社さんも、それぞれ旅の作り方が全く違うんです。個人旅、オーダー旅、富裕層向けツアー、団体ツアー、教育ツアー、リピート旅。マーケットもターゲットも違うから、話す内容をそれぞれ変えながら聞き、話すことが必要とされてました。
団体ツアーなら、どれだけ安く提供できる場所を探せるか、オーダーや富裕層なら、どれだけ時間を気にせず体験できるか、教育ツアーなら、どれだけ国際交流を積極的にする学校を作るか、個人やリピートなら、どれだけ”まだ知らない日本”を伝えられるか。
知られてない街

福井にはそれぞれに合わせて提供できるものがあります。あるんです! 知ってますから、伝えられます! ただ! です。
あまりにも福井のことが知られていない、です。日本国内でもそこまで知られてないのに、国外で知られているはずもないんです。だから、ツアーを組んたところで「そこどこよ? 東京とか大阪とちゃうん?」ってな感じで避けられるエリア。
まぁ、見事なほどにPR不足。仕方ないです。やってこなかったんだし。やってこなかったことを責めはしませんし、今さら責めたって意味がないですし。現実として捉えているだけで、じゃあこれからどうしよっか、って考えるだけじゃないですかね。
旅の考え方
だから、まずは聞くことから始めようといろいろ聞きましたが、旅の捉え方が日本人と中国人では決定的に違うことがわかりました。あくまでも日本人にとっては余った時間を使う手段であり、中国人にとっては自身のセットアップの手段でもあるというか。
だからお金がなくなったら旅をしなくなる日本人と、お金がなくてもセットアップのために旅をする中国人との違いがあるみたいで。そういう意味では「旅」に対しての向き合い方を、そして受け入れる側(福井県)としての受け止め方を、考え直すいいきっかけになりました。
旅の仕方

中国人の観光客というと、団体で押し寄せて”爆買い”というイメージがありましたが、もうないです。ホントに。そのイメージを持っているなら10年は意識が変わってないです。
コロナ以降、今や個人旅が8割強を占めるくらいになっていて、買い物よりも体験を求めるようになっているそうです。以前からここでも伝えてきた、観光の「Seeing」→「Doing」、のところですね。つまり、日本人が旅に行くときの目的と一緒、ということです。
買うよりも経験を重視していて、でもそれはともすれば消費をしないことも入っていて。この前ニュースでもやってましたが「映える写真」を撮りたくて来ている、とか。これホントなのか実際に聞きましたが、ホントにそうでした。
刺さるか刺さらないか

でもって、体験もじっくり、というより手っ取り早く、という印象を受けました。これはどちらかというと団体ツアー客の希望ですね。「メガネ作れますよ」という言葉に反応した旅行社、反応しなかった旅行社がありました。その判断基準はやっぱり時間でした。オーダーメイド、富裕層には刺さるコンテンツだと思います。
以前のブログにも書きましたが、日本の文化ってほぼ中国発もしくは中国を経由して来ています。福井の7つの伝統工芸も、そのいくつかは中国発。1500年の歴史ありますから、って言っても、4000年には敵わない(汗)。ただ、唯一無二のものづくりができる、というコンテンツは、オーダーメイド、富裕層には刺さるんではと思います。
ツアーのお客さんにとっては、とにかくいろいろ連れて行くには時間が足りないんです。今回みたいにおらが街の宣伝に、いろんな自治体から訪れていると推測します。その中から福井県を選んでもらうには、”ここにしかない、見て回れるもの”を知ってもらうことが大事だと。
結果、三大観光地

そのときにいつも出てきたのは恐竜博物館。そして永平寺、東尋坊でした。福井の三大観光地そのままやん(笑)。意外だと思ったのは永平寺でした。仏教だって中国を経由したもの。それこそ中国ではほとんどなくなってしまったので興味がないのかと思いきや、逆でした。凛とした佇まいや、禅の世界観は惹かれるものがあるようです。
むしろ、遠い昔に国としてはなくしてしまったけれど、DNAがそれを求めているのかもしれないです。と、思ったらやっぱりそうみたいですね。「昔の日本に会いたい」のだとか。お寺とか神社とか、昭和の街並みとか。浙江省では禅をテーマにツアーも作ったようです。やはり禅はZENとして世界に広がっていってますねー。日本語がわかれば是非とも「ZENカンファレンス2.0」にも参加してほしいものです。

Small Beauty
あ、これもそうなんだ、って思ったのは「御守り」。日本人が生み出した現世利益のコンテンツは、「可愛」で、同じく現世利益な”ここにしかないもの”。日本人は”Small Beauty”を生み出す天才民族です。
マンガやアニメだってその一つかもしれないです。世界を席巻しているのは日本のアニメ。日本全土が聖地化するくらいだから。「あのアニメを生んだ日本に行きたい」なのだから。
そういえば福井もアニメ「千歳くんはラムネ瓶のなか(通称∶チラムネ)」でバリバリ舞台になっています。既に日本でのライトノベル界では殿堂入りしてるくらいですからね。ライトノベル時代から”聖地巡礼”は行なわれていましたし、今はアニメファンの聖地化も始まっていますが、国外に輸出できたら世界からファンが”聖地巡礼”に訪れるかも!?
ちなみに、ライトノベルのほうには自分も出演してます(笑)。アニメ化の中には出てこないとは思うけど、自分がモデルになっている小説があるって、なかなかない経験で嬉しかったです。以前チラムネファンに自分が出てるのを知ってるか聞いたところ、「めちゃくちゃ知ってますよ!」だったのに、誰からも声をかけられなかったのは「チラムネファンは恥ずかしがり屋が多いから」だそうで。確かにチラムネの中ではヤクザみたいな感じだったからなー(笑)。
魚は”売り”か??
これからの時期は魚介類の需要は越前がに、と言いたいところですが、実は「食べたいものランキング」で2位から大きく離れた3位のようです。ダントツ1位は「和牛」。もはや超ブランドだな…。お寿司店も結構上海とかにはあるし、海鮮系のお店もあるから、カニと言われても上海蟹のイメージから離れられず、今さら感があるのかも。

しかし和牛は国内消費がほとんどで、外に出ない食材。ならば「日本でしかできないこと」+「食事」で唯一無二になるのでしょう。そういえば前のブログでは福井発の健康的な和牛のことについて書いたから、この「ふくふく」が軌道に乗ったら間違いなく「ふくふくを食べに日本に来ました」ってなるかもなー。
あとね、これもまさに、と思ったのが「和食ばっかりは飽きる。中華料理が食べたい」なんですねー。中国に滞在期間中和食を食べたい、なんては思いませんが、前にイタリアの人の話を聞いてて、やっぱり日本に来てもピザ食べたいから日本人のやってるピザ屋さん、それもここでしか食べられないピザを求めに、その人のお店に通うそうな。
実はアウトな名物
そういう意味では、おろしそばは、実はアウト(泣)。理由は冷たいから。中国の人は、料理はアツアツが基本なんです。同様に刺身も冷たいから敬遠されるみたいです。特に初めての日本旅行の人たちにとっては。おろしそばとか刺身は、リピーター向けということですね。
だから、日本に来たから、福井に来たから海鮮、カニ、そばってなことではない、ってことです。もちろん和食は圧倒的に人気です。が、食べ飽きるんです。面白いのは和牛に次いで、海鮮、寿司を大きく引き離してラーメンがランクインしてること。もはやラーメンは日本食(笑)。これだけバラエティに富んでいる麺文化は、何事にも真面目に取り組む日本ならではでしょうね。ちなみにカレーとかおろしハンバーグとか「洋食」と呼ばれるジャンルも日本食の一部で、やはり人気みたいですよ。
言葉の壁を超える
そしてその次のステージ、といってもこれは難しい話です。「Being」という”旅先での人との交流”は、旅の本質でもあるんですが、言葉の壁があるから、そこはまだかなー、とは思いました。そりゃそうだ、自分だって今上海にいて、地元の人との交流をしているか、といえば「ニーハオ」の挨拶くらいだし(汗)。
英語が通じる相手なら、まだ中学高校でかじった英語があるのと、なんやかんやと英語が蔓延する日本においては、コミュニケーションができないわけではないですが、こと中国語となると、ほぼほぼ知らないのだから、そして中国の方も同じだから、同じ言葉で話すのは非常にハードルの高いことです。
言葉って、コミュニケーションの第一歩だから、翻訳の機械はかなり高性能になっていますけど、生の声でのコミュニケーションは大事だよな、っては思います。だから中学、高校、大学の生徒たち同士の生の交流、つまり教育ツアーは、そのハードルをこの先下げていく可能性が高いと思います。
これは、福井出身で20年も上海でお仕事をされている方が言うてました。「学生同士の交流は数年で結果が出るものではない。この連続が10年後20年後に結果となって表れるものだ」と。まさしくそうなんです。目先ではなく、その先のことを考えて実践することが、本当に強いつながりを作るんだと思います。
また、上海で20年もお仕事をしている別の方は、この「Being」観光の話をしたときに言うてました。「いや、ホントそこなんですよ、中国の方の観光の次のフェーズはまさにそこです」と。居心地の良い場所にこそ、人は惹かれるものなんです。それは人種を超えていくもの。
極論ですが…
ということはですよ、極論を言うと、観光に関しては最低限の発信だけして何もしないのが、居心地の良い場所を作るんでは、と思います。だって、無理くり発信して人をむちゃくちゃ呼んでも、受け入れる側の”器”が耐えきれなくなって、旅の最終着地点である「Being」に辿り着けなくなってしまいます。
周回遅れなら、最終着地点までの、まさにリープフロッグをこの街でやることが、結果的にインバウンドの数を高めていくんでは、と思いました。
最低限の発信以外に福井の人がすること、それは「言葉を学ぶこと」。英語、中国語(主に北京語になるのかな、普通語は)、今のところこの2つあれば行けます。これだけで最低30億人くらいはカバーできる、はず…。
「ムリー!」という人は翻訳の機会やアプリで大丈夫。それをすぐ出せる環境を作るだけでいいです。
発信に関してですが、サイトとかInstagramと思ったでしょ? 中国では「小紅書」というSNSらしいです。圧倒的です。サイトはもうほとんど見ないみたいです、上海では。「#日本旅游」って検索すると、サイトとは何十倍何百倍もの差があるようです。
日本でもアカウント取れるので、中国の方向けに発信したい人は「小紅書」からどうぞ。
不為人所知的幸福小街

今回の旅で、いろんな人に出会って一つのフレーズができました。
誰も知らない幸せな街
不為人所知的幸福小街
中国のアテンドの方に書いてもらいました。誰も知らないのは、そもそも認知度が低いこと、幸福な街は、幸福度ランキング6回連続1位という数字。今の福井の現状です。
知らないのなら、知らないままでいいです。昔、ブログで書きましたが、ラストフロンティアって開き直ってるくらいがいいと(笑)。インバウンドの団体ツアーにおける福井の最大の障壁は、距離です。大体が大阪か名古屋着になるので、太平洋ベルト地帯で完結し、そこから福井まで足を伸ばすには遠いんです。新幹線ができて、関西中京からは更に遠くなりました。
ただ、それを弱みと捉えるよりも、「行きづらい」を強みとする考え方もありなのかなって。行きづらいから行かない、よりも、行きづらいから行ったら何があるんだろう、と思わせる感じで。
ツウな街へ
福井には芸能人が多く訪れています。それもリピーターとして。でも、彼らは決して口に出しません。口に出すと、ゆっくりできないんでしょう。それに、教えたくないのかもしれません。売れる前から応援してるミュージシャンのファンの気分、みたいな。
つまり、福井って知る人ぞ知る街なんです、ずっと前から。いわゆる「ツウな人向けの街」なんです、ずっと前から。一度知るとまた来たくなる街。それは静かで、時間がゆっくりと流れて、人との交流がゆるゆるとできる街。有名な観光地のようにせわしなくしてない、そんな観光地があってもいいんじゃないですか?
この街での観光地と呼ばれる場所は、自分たちで決めるものじゃなく、訪れた人が「居心地がいい」と感じる場所、って定義したっていいんじゃないですか?
総括
上海・抗州で聞いたことをまとめるとこんな感じ。
・初の日本旅行で福井はかなりハードルが高い話。だから三大観光地が今のところ有効的。
・いろんなところを見たいから、そもそも福井だけのツアーは、知られていない以上今のところ無理。
・日本リピーターは誰も知らない街に行きたいのでハードルは低めでも、二次交通に課題あり。
・ホントはエキマエで宿泊したいけど、部屋が足りない&高いから、積極的に受け入れてくれる宿があるといい(ツアーは大体30人まで)。
・富裕層、オーダー旅行は組み合わせ次第で行ける可能性あり。
・みんなが思う観光地以外に、観光地になり得る場所はある。
・とりあえず、宣伝はマスト。
上記を踏まえて、今やれることはこんな感じ。
・団体ツアーに関しては、三大観光地に特化したパンフレットを作って配布する
・大阪京都と金沢岐阜の「ついで観光」に絞り込む
・エキマエの積極的な受け入れ宿泊地を作る
・高級路線用の、パンフレットよりももっと作り込んだ書籍レベルの観光誌を作る
・観光地ではない観光地の30秒動画を山ほど作る
・上記動画に加え、現時点での観光地動画を「小紅書」で毎週1つアップする。そのときには「不為人所知的幸福小街」って載せるといいかも
お互い“器”を持ちましょう

今回の旅は、新しい上海、抗州の姿を見れましたし、生の声を聞けましたし、客観的な意見を知ることもできました。そして、観光にについて自分が考えていたことに、より確信を持てました。
中国という国のダイナミズムも肌で感じました。上海にしてみれば山もなく、視界を遮るものがマンションというくらい。加えて抗州はサミットがあって街はドラスティックにきれいに開発され、駅なんかは空港と見間違うくらいのどデカさ。
土地が広いから、人口が多いから成し得ることで、日本でそれは到底できません。でもそれはそれ、隣の芝は青いと感じるよりも、日本は日本、中国は中国、それぞれが持つ文化、個性を認め合うことが大事なんだと思います。
これは日本、中国の方両方に強く言いたいです。日本は小さいけれど、SmallBeautyは住むところもSmallBeautyです、と思ってもらう心、中国は奥ゆかしさが日本より足りないけど、それは国民性の一つと思う心、認め合うという心の”器”を持てば、日本旅游はもっと楽しく、もっと感動的になると思います。お互いの国の人に伝えたいです。「旅の恥はかき捨て」はやめましょうね。
最後に。上海に来て嬉しいな、と思ったこと。タバコが結構どこでも吸えるということ(笑)。上海って東京っぽいよなーと思っていましたが、そこだけは違った(笑)。